さくらいふ

28歳女ひとり、インドと日本の狭間で

雨の夜に思う

ナマステ。

 

 

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近所のギャング達

 

ムンバイの雨季は少し落ち着いてきたと見せかけつつまた激しく降ってます。
なんだかんだ9月いっぱいまでは降るからね。
4ヶ月弱の雨季。長かったなあ。

 

今日も今日とてスラムに行ってきて、帰宅して色々してるうちに21時半になった。
アイスクリームが食べたくて、でも雨結構降ってるしなあ,,,.と悩んで、でも息抜きにやっぱ行こう、と思い立って家を出た。

オートリキシャで10分ほどの道のり、フロントガラスに当たる雨の雫を見ながら、物事をやらない理由なんて1億個でも作れるなあ、とふと思った。

 

「雨が降ってるから」

「もう夜だから」

「アイスクリームは太るから」

「やることいっぱいあるから」

でもそういう考えを乗り越えて外に出たから私は今アイスを食べてリフレッシュできている。

振り返ればインドの、しかもこの大学院に来るまで、諦める理由いくらでもあった。

奨学金がもらえないから」

「お金がかかるから」

「卒業する年には28歳になっちゃうから」

「見ず知らずの街だから」

「将来が見えないから」

デング熱に次かかったら命危ういから」

その全てを乗り越えたから今曲がりなりにもそこそこの成績を収めながら、自分自身の成長も少しずつ感じながら、卒業までの道が見えてきた。

最近は卒業後の進路を色々と思案している毎日だけど、

できない理由を探してやりたいことを諦めるのだけは絶対にやめようと誓った。