さくらいふ

28歳女ひとり、インドと日本の狭間で

ムンバイの雨季

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こっちに来て2週間が経った。

 

早いような長いような日々。

今週は正規の授業がスタートし、寮からフラットに移って、本格的な生活が始まった。

心配していた授業は、内容によっては理解が難しかったり、延々とインド人英語を聞いているうちに意識が飛んだりしがちだが、全くもって分からない訳じゃないのでひとまずは安心した。

何より、クラスメイト、というか院の生徒全体的にやさしい。

「If you need any kind of help, just let me know」という言葉をここに来てから20人くらいから聞いた気がする。
授業で分からないところや知らない単語を聞くと嫌な顔一つせず丁寧に教えてくれる。

超人口の多いインドで、しかもかなりレベルの高い大学院なので、インド中から選ばれし精鋭達のみが集まっている。

このTata Institute of Social Sciencesは社会科学系の大学院で、私の在籍するソーシャルワーク学部は子どもや障害者、低いカーストの人々や女性の権利向上・福祉に携わりたい生徒が集まっている。だからみんなとりわけ優しいのかもしれない。

 

キャンパス全体に若いエネルギーが満ち満ちている。笑

なんというか、真面目に頑張っている人たちのエネルギー。

そして、社会を少しでも良くしたいというエネルギー。

抗議運動とか、文化的社会的なイベントも生徒たちが積極的にしている。

 

図書館は朝10時から翌朝6時まで、ほぼ365日オープン。

翌朝6時までて...居酒屋か。笑

 

これからここで自分がどれだけ頑張れるか、どれだけ成長できるか楽しみだ。

がんばろう...とふつふつと思う。

 

さて、ムンバイで本格的な雨季が始まった。

なんと今月から9月まで続くらしい。一年の3分の1雨季やん。

しかも、私の知る北インドのスコール的な雨季とまた違い、大雨洪水警報並みの雨が延々と降る。道に一瞬にして川が出現する。洗濯物は永遠に乾かない。

最も雨の多い7月は傘が役に立たないから雨合羽(上下)を買えと言われた。

今日は足元ビショビショになりながら日用品を探し求め彷徨った。

日本では100金で買えるようなプラスチック製品が2倍3倍の値段で売られていた。(値札がついてる)

ムンバイ世知辛い。

 

まあでも今のところはここに来れてよかったなあとじわじわ感じている。

やっと自分の学びたかったことを学べる場所に来れた。

知識や経験豊かなたくさんの生徒たちに囲まれて。

 

私の学部は土曜日も半日授業がある。明日は唯一のオフ。
1日勉強する予定。笑