さくらいふ

28歳女ひとり、インドと日本の狭間で

インドでTOEFLを受けました

ナマステ。(注:今回の記事はTOEFLに関する忘備録です

 

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インドでチャイの次に美味しいドリンク:スイカジュース

 

大学4年の夏以来、2年半ぶりにTOEFLを受けた。
結果から言うと、105点だった。(Reading28 Listening24 Speaking24 Writing29)

 

受けるのはたぶん7度目で、TOEFLには苦い思い出しかなかった。

高校の時、カナダの大学進学を目指して半年の間に5回も受けたのだ。
大学の入学に最低必要なのは120点中90点。

高校の最後の方は、学校を休みまくって勉強した(笑)

授業中も電子辞書で単語の勉強していた。
海外進学を目指している私を知ってか、先生も何も言わなかった(泣)


が、84点までしか取れなかった。

そして諦めた。そもそも奨学金無しでは行けなかったし、留学生向けの奨学金も超狭き門だから無理だったろうと今は思う。
そのおかげでインドに出会えたので、今はそれでよかったなあと思う。

神戸の大学4年の時、インドの大学院に提出する用でまた受けた。
対策も虚しく86点だった。
外国語大学の英米学科で4年勉強して、高3から2点しかUPしなかった自分が情けなくて、情けなくて。

そして今回、スコアの有効期間が切れたので、就活諸々のためにインドでまた受けた。
3週間、昔の記憶を辿りながら勉強した。

テキストなどは日本に置いて来たのでMagooshというオンライン教材一本で対策した。
1ヶ月で3200円だったので、4項目全てカバーできる点ではお手頃だと思う。


あと、怠け者の私にとって、オンライン教材は一度始めると試験形式でどんどん問題が出てくるので、自分でページをめくらないといけない書籍版と違って強制的に勉強できて良かった。

そして迎えた試験当日。

キッチンと玄関ホールの間の扉が、なぜか向こう側から鍵が閉められていて開かず、庭の塀から脱出して試験場へ。笑

インドといえど、試験会場は日本とほぼ変わらない設備だった。
自前の耳栓が許されないし、ポケットを裏返すなど厳しい持ち物チェックという点では日本よりも徹底していた。

 

待ち時間は、守護霊、守護神、神全般に力を貸してくれるよう祈って過ごした。

そして、ガンガンに効いたクーラー。たぶん18度くらいかな。
クーラーでかじかむ手を脇に挟んで温めながら頑張った。

リーディングは、1問に対して1分半ほどかけられるのだが、私はなるべく早めに解いて、自信の無い問題の番号をメモしておき、最後に見直ししている。

しかし時間が足りず全部は見直しできなかった。
自信のない中でも特に自信のない番号を⭐️マークと共にメモしておき、それから見直すのがオススメ。

リスニングは、設問ごとに答えを選択したら後戻りできない。
だいたいMagooshの教材より簡単に感じたが、何問か自信のないものもあった。

メモ用の紙は、わりとすぐ無くなるので、無くなる前に手を挙げて交換してもらう。
試験が終わるまで3回は交換しただろうか。

 

リスニングの後10分の休憩。急いでトイレへ行き、休憩室で水を飲み、また持ち物検査を受けて部屋へ戻る。
残り数分でスピーキングに使うテンプレートを最低限メモしておく。
(The reading passage is about ~. The professor illustrates this by ~. など)

そしてだいたいの日本人にとって最も苦手なスピーキング。
周りのインド人のでかい声に負けないように、はっきり大きめの声で話した。

私は普段から話すのが遅いので、スピーディーに話すことを意識したら、早すぎて回答時間が余ってしまうというハプニングもあった。
そんな時は、This is how the professor illustrates ~ やFor these reasons, the woman believes that~など、回答をまとめることで時間をつぶす。

回答前に、15秒〜20秒の準備時間があるのだが、私は長年の経験により、話し始めの一文を明確に決めることを最優先事項にした。


まず話す内容をメモの中からざっと目を通し、あとは最初の一文を頭のなかにイメージする。逆に言うとそれぐらいしかできない。

話し始めにつまずくと、そんな自分にショックを受けてしまい頭が真っ白になってしまうことが多々あるためだ。

 

そしてライティング。私の一番得意な項目。
正直言って、難しい単語や高度な文法は全くもって使う必要がない。
文字数、構成、スペルミス。この3つを気をつければ高得点は簡単。

 

今回、Integrated taskでは350文字、Independent taskでは550文字くらいだったと思う。会場のキーボードは、昔ながらの深く沈むタイプなので、macbookに慣れた私には打ちにくいのなんの。
スペルミスをしないように、かなりゆっくりめに慎重に打った。
結果、30点中29点だったので、スペルミスをしないのはかなり重要だと思う。

 

今日、スコアがオンラインで通知されたのだが、まさか100点を超えるとは思っていなかったので、これは何かの間違いでないだろうか?と手が震えた。
問題の運が良かったんじゃないかなと思う。

ありとあらゆる神に祈ったおかげだ...。

以上、マニアックでつまらなかったと思いますが、読んでくれてありがとうございます!