さくらいふ

28歳女ひとり、インドと日本の狭間で

インドでタピ活を試みた

ナマステ。

 

先日Amazonで購入した、タピオカパールが届いた。

500gなのでずっしり。

 

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紅茶とミルクを煮出してあらかじめ冷やしておき、ワクワクしながらタピオカを茹でた。

 

茹でられたタピオカを一粒食べると、ん?

なんか食感が違う気がする。

 

日本でもちゃんとタピオカを飲んだことがない私。

圧倒的違和感を感じつつも、もしかしたらこうゆうものなのかもしれない、

と思いながら茹でたタピオカを入れ、ミルクティーを注ぐ。

 

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うん、見た目は最高。

まぎれもないタピオカミルクティー

 

飲む。夢にまで出て来たタピオカミルクティーを今飲んでいる。

.....やっぱり食感が違うし、味もほんのり甘く味付けされていて好きじゃない。

 

おそらく、これはタピオカでなく片栗粉的なもので作られている。

普通の乾燥タピオカは長時間茹でないといけないのに、これは5分くらいで茹で上がるし。

 

まーたインドクオリティに騙された。

 

Amazon indiaには他には台湾からの輸入物のタピオカパールもあったが、250gで2000円超えなのでやめておいた。

 

もうインドでタピオカドリンクを求めることはせず、素直に次の帰国まで待とうと思う。あと5ヶ月。

 

その時は関空からタピオカ屋に直行しよう。

日本に帰ったら(来年初夏)半熟卵とタピオカとシュークリーム食べるのをずっとずっと楽しみにしていて、

そんな些細なことを生きがいにできるのは、もしかしたら一周回って自分はとても幸せなのかもしれない。 
 
いや一周回りすぎか。
 
最近は、SNSなどで日本の美味しそうな食べ物の写真を見てしまったら、過去に味わった思い出を舌の上に蘇らせて味を想像しています。
 
これをすると、あ、もう味知ってるから食べなくてもいいんじゃね?となる。不思議ですね。
 
タピオカは飲んだことないので、想像もできず悔しい。

 

待ってろタピオカ!!! 

アフタヌーンティー

私はかねてから、ストレスがたまりにたまったらインドの高級ホテル、タージホテルでアフタヌーンティーをしよう、と決めていた。


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今日は朝から、どうしてもタピオカドリンクが飲みたくなり、ムンバイで飲めるところを探したがなんちゃってタピオカの風上にもおけないようなものしかなく、なんだか泣きたくなった。

アマゾンで乾燥タピオカをポチッたものの、届くのは数日後。今日の乾きはどう潤せばいいんだ。

そして、よし、もうタージ行っちゃうか!!と思った。しかし限界までストレス溜まってはいないし、いかんせんお値段はるし、数時間悩んだ。

そして電話で予約無しでも行けるか確認し、ついに出発。清水の舞台から飛び降りた。

しかし、はるばるタクシーで30分かけてタージに着くと、本日は結婚式のためカフェラウンジが閉まってます、と言われた。


.........何で電話した時教えてくれんかったん?

しょうがない。
私はまだタージに呼ばれていなかったんだなあ、という思いと共にフロントで立ちながら、周辺でせめてティーをしばける場所をググッた。

そしてタージから徒歩3分のカフェに入り、こぶりなチーズケーキ、クロワッサン、紅茶を頼んでセルフアフタヌーンティービュッフェ気分を味わうことにした。

普段ならケーキかパンかどちらかにするけど、奮発した(笑)

インドで食べるケーキは砂糖の塊でしかないから、チーズケーキも期待してなかったけど思いのほか美味しかった。

クロワッサンも普通に美味しく、ボンママンの小さいジャムの瓶までついてきた。やればできるやん。

紅茶も、ティーバッグだけど香りが良く、温かいミルクもたっぷりついてきて美味しかったから、2杯も注文しちゃった。

だって今日はセルフアフタヌーンティーだから。


タージで読むつもりだった、敬愛する谷川俊太郎さんの詩集を開き、紅茶をすすったら最高だった。


タージに呼ばれる日まで、またがんばろう。

お金に物言わせて

お金にもの言わせて日本食を食べに来た。

おばさん達に揉まれながら、はるばる電車に1時間以上乗って。(40分で着くところ乗り換え間違えちゃった)

 

ここのお店は以前日本人の友達に2回連れてきてもらって、今回ひとりで初めて来た。

 

ひとりで来るような雰囲気じゃない場所だけど、わたしは今までひとりで回転寿司やビーチリゾートに難なく行って来た経験があるので躊躇は無かった。

 

時間帯が早くて客も全然おらず、全くひとりで問題無かった。むしろ貸し切り状態。

 

悩みに悩んで豆腐サラダ、唐揚げ、サーモン巻きを頼んだ。

豆腐美味しい。

サーモン!うみゃー

唐揚げボリューミーだしライム添えてくれてありがと。

唐揚げにレモン絞る瞬間が1番すきやねん。

 

店内には昭和の懐メロがかかっていて、自由奔放なインド人店員達を除けばさながら日本にいるみたい。

お腹いっぱい。

しあわせだ。

懐メロが心に染みる。

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私は食に頓着が少ない方だけど、やっぱりインド料理と日本料理は味も香りも油の量も違いすぎて、日常的には食べたくない。

 

自炊も、最近は限られた材料で作ることに疲れてきた。

 

結局何作っても、何を外食してもあんまり美味しくないし、食べるという行為すら面倒くさいなと思うときもある。

 

だから食は大事だよね、と思う。

久しぶりに日本食食べると涙出そうなくらい感動する。

 

それからムンバイで唯一日本の味がするチーズケーキとピンクの薔薇を買って帰った。

 

これで明日からまたがんばれそう。

 
 

 

インドサバイバル生活3/4終了

こんにちは

 

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ある日の学食(基本的にめっちゃ辛い)




日本は台風の被害、大変みたいですね。皆さんご無事ですか?

ムンバイは長かった4ヶ月間の雨期を終え、やっと洗濯物がカラッと乾くようになった。

大学院は3学期目が終わり、とうとう残すところ1学期のみとなった。
今は試験が終わり、一応休暇に入ったけど課題3つと研究作業があるので昨夜は3時半まで起きてたり。

まだ心は休まらないけど山は越えたなというかんじです。

5月に一時帰国して、1年ぶりに日本食を食べ、綺麗な空気にふれ、海や山の幸を食べ、お腹を壊し、保存食品を買い込んでインドに戻って来た6月。

今年の雨期は豪雨で凄かったんだけど、水溜りをジャブジャブ歩きながらスラム実習へ行ったり、お腹壊したり、頻繁な頭痛に見舞われたり、Youtube見まくってるうちに月日は矢のように過ぎていった。

 

自他共に認める半インド人の私だけど、「インド向いてないんじゃないかなあ」と思う出来事が立て続けに起きたこの数ヶ月だった。

 

1. 大量の抜け毛

手ぐししただけで抜ける。シャンプーしたらめっちゃ抜ける。このままインドにいたらハゲる!と危機を感じた。今はすこし落ち着いた。おそらく睡眠不足とストレスと栄養バランスのせい。

2. ドブネズミご訪問

これはfacebookにも書いたけど、ある日の深夜パソコンに向かいながら、トイレの方角から何故か音がするなあ、と思ってドアを開けたら、ドブネズミのつぶらな真っ黒い瞳と目が合ったんだよね。「ギャー」
どこにも入り口はないのに。そう、便器の中以外は。
やつは便器の中からワープして来た。
速攻でドアを閉め、立て付けが悪いのでドアのノブに紐を通して椅子に縛り付け、絶対にドブが部屋側に入ってこないようにして、寝た。


しかしドブは慣れない環境で落ち着かないのか、箒やらを壊しながら色々な物音を立て、私は恐怖にうなされながらほぼ寝れなかった。

明け方にはドブを殺すショッキングな夢を見た。

 

翌朝、静まり返ったトイレを恐る恐る覗くと、ドブの姿はどこにも見えなかった。

ああ、ついに便器の中へ戻っていったんだ、良かった、と思いドブが荒らしたトイレを掃除し始める。ふと隅っこに目をやると、うずくまるドブのつぶらな瞳と目が合った。

「ギャー」(デジャブ)

のちに大家を呼んで、格闘の末に外へと放たれたドブ。

今もトイレ行く度ちょっと怖い。

 

3.周囲のインド人との衝突

衝突というわけではないけど、共用スペースを常に汚したままにしたり友達を呼んで夜3時半までパーティしたりする同居人達とのストレスや、(寝れないから静かにしろや!とパーティに乗り込んだ)

 

朝9時半にミーティングね、と言われ休日に早起きして教授の部屋に行っても誰もおらず、9時50分に「11時に来て」と何の謝罪もなくメッセージが来たりする(いつものことなんだけど)理不尽さ。

(「私は大学院の外に住んでるから、また時間が遅れるなら事前に連絡してください」と言ってやった。)

 

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キャンパス内の綺麗なスポット(綺麗なものだけ見て生きたい人生だった)

 

 

そんなこんなを乗り越えて、この数ヶ月間で身についたスキルは、

1.子どもと仲良くなるスキル

変に子どもと意識しないで、素の自分で全然大丈夫。

ヒンディー語の会話能力もちょっと前進した。ほんのちょっと。

 

2. 大人と距離を置くスキル 笑

私はよく人から頼まれごとをされる。

というかインド人はよく人にお願いする。
そういう時は「ここまではできるけどここからはできません」という線引きを明確にして、自分の仕事に支障がない範囲で手伝う。


あるいは「他に適任者がいるから当たってくれ」と流す。

そうじゃないと、自分の抱えてるタスクだけでも死にそうなのに、やってられない。

あと、試験前に必ず電話して来るクラスメートとか、課題提出前に「あんたの読ませて」と必ず連絡して来るクラスメートとかに、はっきり「ムリでーす」と言えるようになった。

てか、「あんたの読ませて。パクらないから」ってなんやねん。笑

絶対パクるやろ!潜在意識でパクるやろ。


3. 相手の立場に自分を置き換えて考えてみるスキル

例えば、ご飯をデリバリーで頼んだ時に、普段だったら注文から15分で来るほど近いお店なのに、配達する人が全然違う方角に行っちゃって、1時間以上かかった時。
腹ペコ&夜中&電話で場所説明しても理解しない&「俺も早く家に帰りたいんだから」と逆ギレ。

今までだったら相手を責め立ててたけど、最近は「ああこの人も夜遅くまで仕事してご苦労様だなあ」とか「道に迷って心細かっただろうなあ」みたいに相手の気持ちになって考えてみるとイライラが半減するので、自分にとってお得。

言い合いは、向こうに悪気がある場合と絶対に譲れない場合以外はしなくてもいいか、と最近は思う。

 ヒンディー語でケンカができることを得意げになっていた以前の自分から成長したな。

 

 休み中は自分の心身の健康を取り戻しつつ、しっかりとやることやって次の学期の自分が少しでも楽になるよう計らいたい。

 

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母が送ってくれたお菓子。これまじ美味しかった

 

 

雨の夜に思う

ナマステ。

 

 

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近所のギャング達

 

ムンバイの雨季は少し落ち着いてきたと見せかけつつまた激しく降ってます。
なんだかんだ9月いっぱいまでは降るからね。
4ヶ月弱の雨季。長かったなあ。

 

今日も今日とてスラムに行ってきて、帰宅して色々してるうちに21時半になった。
アイスクリームが食べたくて、でも雨結構降ってるしなあ,,,.と悩んで、でも息抜きにやっぱ行こう、と思い立って家を出た。

オートリキシャで10分ほどの道のり、フロントガラスに当たる雨の雫を見ながら、物事をやらない理由なんて1億個でも作れるなあ、とふと思った。

 

「雨が降ってるから」

「もう夜だから」

「アイスクリームは太るから」

「やることいっぱいあるから」

でもそういう考えを乗り越えて外に出たから私は今アイスを食べてリフレッシュできている。

振り返ればインドの、しかもこの大学院に来るまで、諦める理由いくらでもあった。

奨学金がもらえないから」

「お金がかかるから」

「卒業する年には28歳になっちゃうから」

「見ず知らずの街だから」

「将来が見えないから」

デング熱に次かかったら命危ういから」

その全てを乗り越えたから今曲がりなりにもそこそこの成績を収めながら、自分自身の成長も少しずつ感じながら、卒業までの道が見えてきた。

最近は卒業後の進路を色々と思案している毎日だけど、

できない理由を探してやりたいことを諦めるのだけは絶対にやめようと誓った。

まじめすぎる人々へ

ナマステ〜

インドに住んでからよく自分の生真面目さを客観視する場面に遭遇する。

真面目にも、色々な側面があると思うんだけど、日本人は概して責任感が強いと思う。

「周りに迷惑をかけないように」って小さい時から教えられてきて、大人になっても何かあればすぐ自己責任、自己責任と言われる社会だからかな。

 

この8年インドに通い続けてきて今は住んでるわけだが、正直この国で「人様に迷惑かけたらあかん」みたいな文句をただの一度も聞いたことない。

 

 

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こいぬ


まあそれは置いといて。

日本って働きすぎて鬱になる人や過労死も多いじゃないですか。
自分を限界まで追い込んでしまう、追い込まれてしまうのは真面目で責任感の強い人が多いと思うんですよね。


あと、「がんばればできちゃう」ある意味ポテンシャルが高い人。
頑張っても結果が出ないなら、諦めがつくし、これは自分にはできないと投げ出すこともしやすい。

でも、あともう少しがんばればできる、もっとがんばればより良いものができるっていうのが分かってるから、自分に「休んでもいい」「力を抜いていい」という許可を与えることができない。

私は結構こういう傾向が強いので、インドに来てからは力を抜いてもいいところは抜き、本当に自分がフォーカスすべきことにより力を注ぐことを意識している。

日本では時は金なりで、人を待たせたり意味のないことに長時間を割くのはすごい悪いこととして見なされてるけど、インドでは待たされるのは当たり前。


こっちがご飯もそぞろに走って指定された時間に向かっても、相手は30分遅れて来たり、そもそも来ない、とかいうこともしょっちゅう。

ミーティングでも授業でも話が脱線して無駄に時が過ぎることも多い。

日本の感覚で時間を守って損をしたことは数え切れない。

ミーティングなどの約束をドタキャンされたことも数え切れない。

 

逆に言うと、ドタキャンされる可能性を踏まえて計画を練るし、この日がダメならこの日という保険をかけた上で日時設定をする。

あと、あまり早めに日時を決めておくと忘れられたり普通に他の予定を入れられたりする(笑)ので、直前にすり合わせたほうが往往にして実現可能性が高かったりする。


インド人クラスメートや教授陣の良く言えばマイペースさ、悪く言えば自己中さに振り回されて来た1年半だけど、この過酷なカリキュラムの中で、周りが日本人みたいに真面目な人ばかりだったら、自分が潰れていたと思う。

 

インド人は直前になるまで行動開始しないし、プレゼン、試験、課題は大体一夜漬けだから、私はとりあえず誰より早く行動開始するけど周りの進捗を見て、もう少しペース落としてもいいかな、と言うかんじで頑張りすぎて過労になることは未然に防げている。

 

まあ私は学生だから自分の努力も怠惰も自分の成績として反映されるだけだけど、仕事をしていたらそうはいかないので偉そうなアドバイスなどできないけど、

 

がんばりすぎて潰れないようにね、ってお話でした。

 

 

 

人生とは苦難である

ナマステ〜。

 

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日本はすっかりお盆休みで、友人たちが海外旅行行ったり帰省したりしてるSNSを指しゃぶりながら眺めてます。

こちらは4ヶ月間の雨季のど真ん中で、土砂降りの中スラム行ったり授業行ったりしてます。

 

記事のタイトルは、いつだったか旅人がインドで仏教を広めた偉い日本人僧侶に、「人生とは」と尋ねに行った時に返ってきたお言葉だそうです。

 

さて、大学院も残り9ヶ月となり、終わりが見えてきました。最近は卒業後の仕事について調べ始めて、いろんな方にお話を伺ったりしてます。ありがたいです。ペコリ。

留学を志している方が密かに私のブログをのぞいたりしてくれているそうで、インド留学のつらいこと(ていうかグチ?)ばっかり書いてて申し訳ないんですが、つらさにも種類があると思うんですよね。

私は自分がつらい時、このつらさはどこから由来するのか、どう行った種類のつらさか分析していて、多種多様なつらさがあると思ったので今日はそれをシェアしたいです。

 

①外国人としての疎外感

はい、これは留学経験者は誰もが通る道だと思う。特に私の大学院は99.9%の学生がインド人、教授は100パーインド人なので、授業でもヒンディー語かなり混ぜてくるし、生徒もヒンディーで意見言うし、インドのコアな政治の話とか、インド人にしかわからんギャグとか入るし、授業中の疎外感はある。私は基礎的なヒンディーは分かるので最近は聞き流してるけど、ヒンディー分からないので英語でお願いします、とは言うようにしてる。でもそんなの秒で忘れるのがインド人だから。

 

あと、どんなに自分がインドの社会のことを考えてて、インドの子どもたちのために本気で働きたくて、相当な覚悟でここまで来ていても、結局は外国人として見られるという悔しさ。別にインド人になりたいわけじゃないし、日本人としてできることは多いと思う。外国人として見られるのは本当に当たり前といえば当たり前なんだけど、なんてゆうか、言葉じゃ表せられない悔しさ。結局私はいつでも帰ろうと思えば日本に帰って、ソーシャルワーク以外でも食べていける訳で、極貧家庭から出てきて奨学金借りながら一家の期待を背負って勉強してるような人たちとは違うし。

でもいつだったか、そういう話をクラスメートにしたら、さくらはIndian by heart (精神性がインド人)だよと言ってくれて、どういう意味かというと国籍だけインド人のそこらへんの人達よりもよっぽどインドのことを理解しようとして、インドの子どものことを真剣に考えているから、立派なインド人だと思う、とのこと。

もしかしたら自分を最も外国人視しているのは自分なのかもしれない、と思った瞬間だった。その日から気持ちがだいぶ楽になった。

 

②物理的なしんどさ

課題、試験、プレゼン、グループワークの多さ。一つの課題が5000 English Wordsとかだから、10枚とか書かなきゃだし、まず書くまでに色んな文献をかなり読んで分析しないといけない。つらたん。

個人課題は自分が頑張ればいい話だけど、グループ課題は最悪。笑 期限を守らない、ギリギリになるまで全く動き出さない、ミーティングに現れない、責任ある仕事を避けるという特性をお持ちのクラスメートたちにいつも神経を削らされながらやってる。あと、口は達者だけど文章書かせると文法めちゃくちゃ、中身が無い(笑)、大文字小文字変換、ピリオドが抜けてるとか初歩的なミスが必ずあるので、添削の作業が大変。

③食事・生活環境

これはもう最初からわかってることだよね。特に今住んでるムンバイは、何もかもが辛い。度を超えた辛さ。そして油っこい。だから外食は基本的に食べたいものというより辛くなくてオイリーじゃないものを食べるかんじ。まあほとんどないけど。

辛いもの食べると鼻水めっちゃ出てくるし(アレルギーかな)、消化に良くないし、日本でも油こいものとか本当に無理で、雑穀ご飯と煮物とかが大好きな私なので、まあそこはなかなか修行ですね。

 

基本的に自炊してるけど、野菜とかも限られてるし、私の好きなキノコ類と葉物類がほぼ無いので、最近は野菜買う気も失せてる。疲れてるのかしら。

 

生活環境は、一人部屋だし申し分ない環境で住まわせてもらってる(家族ありがとう)。駅近だから夜12時くらいまでうるさいし、緑がないし、一歩外でたらジロジロ見られたりチャイニーズと言われたりするのは、慣れたけど心に余裕ないときはしんどいよね。

 

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インドのおかゆ、キチュリ。美味しくでけたよん


④レール外れまくってることへの漠然とした不安感

高校卒業してフリーターになった瞬間からレール外れまくって生きてきたけど、もうすぐ就職だし、インドから就活という例のない(あるっちゃあるけどごく僅か)状況、27歳という世間では結婚・出産適齢期で社会人経験ゼロからのスタート。色々考えるよね。自分の一番やりたいことを貫いてここまで来たけど、このままでいいのかな、って不安になるよね。子どもめっちゃくちゃ好きやし、母性本能溢れ出してるけど、自分のキャリアはやっとこれからだもんね。よく思うのは、自分が2体いたら、一人は南の島で幸せな家庭を築いて子育てさせて、もう一人はインドでバリバリ働かせたい。

 

⑤恵まれた立場にいることへの罪悪感、社会に感じる自分の無力さ

よく休みの日とか、もうストレス溜まってヤバい時にちょっといいカフェ行ったりアイス食べに家を飛び出したりするんですよ。そしたら、道中に物乞いしたり裸足で物を売る子どもがいるんですよ。ああ、この子はこんな環境で頑張ってるのに、私は贅沢なんかして、、、みたいな感情。

あと毎週月火行くスラムでは、めっちゃ不衛生で不便な環境の中、家族10人とかが私の部屋の半分のスペースで生活してる。部屋に帰ってくると、ホッとするけど、ああ、私はこんなとこに一人で住んでていいのかな、と思う。(日本人感覚でいうと全然普通の6畳くらいの部屋です)

インドの社会問題はカースト、政治の腐敗、経済格差、人口増加とか、ものすごく色々な問題が絡み合ってて、ちょっとやそっとの対策じゃどうしようもない。膨大な時間と労力といろんなステークホルダーからの働きかけが必要。

 

「インドの社会問題はどうしようもない」と諦めてる人の方が多い。だから、いい教育受けたエリート的インド人は結構海外の大学院に行って住み着いちゃうことも多い。そんな中、外国人として私は何ができるのか、ということをいつも考えています。

 

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実習先:スラム街のこどものための移動教室(バスの中が教室になってる)

 
こんなかんじですね。
「こんなにつらいならもう全部投げ出してしまいたい」とは2週に1回くらいは思うけど、「来なければよかった」とは1回も思ったことないです。不思議だよね〜

結局つらいつらい言うてるけど、なんだかんだむちゃくちゃ順応してるし、ヒンディー語でおじさんとめっちゃ喧嘩するし(よいこは真似しちゃダメだよ)、ここに来たからこそ出会えた素敵な人々がいるし、スラムに私が来た時の子どもたちの笑顔を見たら何もかも報われるよね。